米長官、ロシアの侵攻は「犯罪」

Published by
共同通信
1日、ジュネーブの国連人権理事会で、ビデオ演説するブリンケン米国務長官(AP=共同)

 【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は1日、国連人権理事会でビデオ演説し、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について、最悪の残虐行為で「犯罪」だと非難した。人道危機を引き起こしていることに懸念を示し「プーチン大統領は無条件で攻撃をやめるべきだ」と訴えた。

 ブリンケン氏は、ロシア軍がウクライナの学校や病院、住居を空爆し、水道やガスなど市民が必要としているインフラも破壊したと指摘。数日間で子どもや高齢者ら50万人以上が退避を余儀なくされていると批判した。