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共同通信
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【ロンドン共同】2017年にノーベル平和賞を受賞したNGOの核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)などは1日、ウクライナを軍事侵攻しているロシアが核部隊を警戒態勢に置くよう命じたことについて、米国とソ連が核戦争の手前まで行ったとされる1962年のキューバ危機以来、核の脅威が「最も危険な水準」に達したと批判し、ロシアに命令の撤回を求めた。
ICANのフィン事務局長と、21年の受賞者でロシアの独立系新聞の編集長を務めるムラトフ氏が共同声明を発表した。
声明では、国際社会を「脅迫」しているとしてプーチン大統領を批判。ウクライナからの撤退や核兵器の廃絶を求めた。