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共同通信
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深刻化する海のプラスチックごみの削減に関し、国連環境総会(UNEA)が2日、海洋環境を含むプラスチック汚染について法的拘束力のある国際協定を作るとの決議案を採択した。交渉のための政府間委員会を立ち上げ、2024年末までに作業を終える方向。プラごみ汚染を規制する国際協定ができれば初めてとなる。
近年、プラごみの環境中への流出が世界的に問題になっており、河川には1億900万トン、海には3千万トンがたまっていると分析される。だが河川や海洋への流出を規制する国際条約はこれまでになく、対策が急務となっていた。