東証急落、終値は591円安

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共同通信
東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 4日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は急落し、終値は前日比591円80銭安の2万5985円47銭と約1週間ぶりの安値を付けた。ロシア軍がウクライナ南部にある欧州最大級のザポロジエ原発を砲撃し、戦闘の激化に警戒が広がった。欧州の景気減速につながるとも懸念された。一時は800円余り下げ約1年3カ月ぶりの安値を付けた。

 東証株価指数(TOPIX)は36.86ポイント安の1844.94。出来高は約15億2900万株。

 原発砲撃で停戦は遠のき日米欧による対ロシア経済制裁が長期化、世界の物流や金融の混乱が続くと悲観的な見方が市場に広がった。