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共同通信
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【モスクワ共同】ロシア通信情報技術監督庁は4日、国内でフェイスブックへのアクセスを遮断することを決めた。タス通信によると、ツイッターのアクセスも制限する。ウクライナ侵攻に関して不都合な情報を排除し、反戦世論の拡大を抑え込む狙いとみられる。ロシアでは一部メディアのウェブサイトも閲覧が制限されており、情報統制が急速に進んでいる。
同庁は「戦争」や「侵攻」といった言葉を使ったり市民の犠牲を伝えたりする記事や投稿を「偽情報」としメディア側に削除を命じている。ロシア下院は4日、軍に関する「偽情報」を拡散した場合、最長15年の懲役を科すことが可能となる法案を可決。