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共同通信
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【リビウ(ウクライナ西部)共同】ロシア国防省は5日、ロシア側が包囲して激しい攻撃を続けてきたウクライナ東部ドネツク州のマリウポリとボルノバハで同日、民間人を退避させる「人道回廊」を設け、周辺で戦闘の一時停止措置が始まったと発表した。ロシアは一方的に独立を承認したウクライナ東部の親ロシア派地域を拡大し、主権を認めることも要求、強硬姿勢を貫いた。停戦交渉は5日か6日の再開を調整している。
回廊を通じた市民の退避は日本時間の午後6時開始。5日は戦闘の一時停止が同午後11時に終わるとされる。ロシア国防省は、ウクライナ側との合意に基づく措置だと説明した。