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共同通信
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【ニューヨーク共同】米ファストフード大手マクドナルドは8日、ロシアで展開する約850店全てを一時閉鎖する方針を表明した。ウクライナに侵攻したロシアに対する欧米など各国の経済制裁に呼応した。東西冷戦終結の象徴といわれた企業で、経営判断が注目されていた。
この日は米コーヒーチェーン大手スターバックスも店舗の一時閉鎖を発表。米飲料大手コカ・コーラはロシアでの事業停止を公表し、英食品・家庭用品大手ユニリーバもロシアとの輸出入事業の停止を決めた。
ロイター通信によると、ロシア1号店は1990年にモスクワ中心部に開業し、米国の文化を求める若者を中心にブームになった。