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共同通信
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【上海共同】中国の新興電気自動車(EV)メーカー、上海蔚来汽車(NIO)の親会社、蔚来集団は10日、香港証券取引所で株式を上場した。米ニューヨーク証券取引所との重複上場。NIOは「中国版テスラ」と呼ばれ人気を集めている。
香港市場への上場で知名度を高めるのが狙い。新株は発行せず、初値は160香港ドル(約2400円)を付けた。中国メディアによると、創業者の李斌氏は「業界は急速な変革の時代にある」と述べ、技術革新を続ける決意を示した。シンガポール市場への上場方針も示している。
上場関連資料などによると、NIOは2014年設立、18年にニューヨーク市場に上場。