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共同通信
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防衛省は11日、北朝鮮が2月27日と3月5日に発射した弾道ミサイルについて、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級だったと発表した。2020年10月の北朝鮮の軍事パレードで確認された新型ICBMと同一と評価。完成すれば、米本土を射程に収めるとみられる。米高官も、開発中のICBMシステムに関連するものとの分析を公表。新システムの構成要素を試す狙いだったようだと指摘した。米政府は11日に北朝鮮に追加制裁を発表すると警告した。
防衛省によると、ICBM発射は17年11月以来。今回のミサイルは「火星17」と呼ばれている可能性がある。