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共同通信
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【バンコク共同】ミャンマー国民和解担当の日本政府代表を務める笹川陽平日本財団会長が11日、滞在先のタイの首都バンコク近郊で共同通信の単独取材に応じた。東南アジア諸国連合(ASEAN)の特使として20日からミャンマーを訪れる予定のカンボジア外相と一部の少数民族武装勢力が面会する見通しだと明らかにした。
ミャンマー国軍は昨年2月、クーデターで全権を掌握。笹川氏は少数民族の支援活動を長年続け、ミンアウンフライン国軍総司令官とも直接連絡を取れる関係にある。今月10日にタイ北部チェンマイでミャンマーの少数民族武装勢力の代表と会談し、調整を進めた。