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共同通信
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【リビウ(ウクライナ西部)共同】ロシア軍の包囲攻撃が12日間続き、人道危機が深刻なウクライナ南東部マリウポリでは11日も「人道回廊」を通じた市民の退避が実現せず、市当局は11日、市民の死者が1582人に達したと発表した。9日の発表に比べ412人増えた。米国防総省高官は11日、首都キエフに3方向から迫るロシア部隊のうち、北東側からは市中心部へ約20~30キロまで進軍したと分析。ウクライナ西部の軍用飛行場も攻撃した。
ロシアは制圧した欧州最大級の南部ザポロジエ原発に国営原子力企業の職員を派遣、完全な管理下に置く姿勢を見せた。