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共同通信
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東京大空襲から10日で77年を迎え、犠牲となった朝鮮人の追悼会が12日、東京都慰霊堂(墨田区)で開かれた。
2007年から開催しており16回目となる。新型コロナウイルス感染対策で、昨年に続きインターネットでも中継。日本キリスト教協議会総幹事の金性済牧師(69)は「植民地統治下、過酷な現実の中で解放を待ち望みながら、無念にも異国の地で命を落とした人々を忘れ去ってはならない」と追悼の言葉を述べた。民族弦楽器「ソヘグム」も演奏された。
太平洋戦争末期の1945年3月10日、米軍のB29爆撃機が東京都に大量の焼夷弾を投下した。