対日関係「前向きな変化」

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共同通信
11日、ソウルで海外メディアと会見するソウル大政治外交学部の康元沢教授(共同)

 【ソウル共同】政治分析に定評のあるソウル大政治外交学部の康元沢教授が12日までにソウルで海外メディアと会見し、韓国大統領選で最大野党「国民の力」の尹錫悦前検事総長が当選したことを受け、今後の日韓関係は「過去10年間の姿とは違う前向きな変化が起きるだろう」と展望した。

 2013年に就任した朴槿恵前大統領は、元慰安婦問題での日本の譲歩を首脳会談の条件とし、2年以上も安倍晋三首相(当時)と個別会談を行わなかった。文在寅政権下では元徴用工問題で日韓関係が急速に悪化した。一方、尹氏は日韓首脳のシャトル外交復活を掲げるなど関係改善への意欲を示す。