ウクライナに防衛装備1陣が帰国

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共同通信

 ロシアに軍事侵攻されたウクライナへの防衛装備品提供第1陣として派遣された航空自衛隊のKC767空中給油輸送機が13日午前、愛知県の小牧基地に帰国した。8日深夜に同基地を出発。日本時間の10日夜、隣国のポーランドに到着し、ウクライナ側に防弾チョッキやヘルメットを引き渡した。

 ウクライナへの提供では第2陣の空自C2輸送機も同様に防弾チョッキやヘルメットを搭載し、10日に鳥取県の美保基地を出発。岸信夫防衛相は11日の記者会見で「ウクライナのために、できる限りの支援をしていく。粘り強く侵略に抵抗する人々の命を守る一助となることを強く願う」と述べた。