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共同通信
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任期満了に伴う石川県知事選は13日投開票され、元自民党衆院議員で文部科学相を務めた無所属新人馳浩氏(60)=維新推薦=が初当選を確実にした。いずれも自民系の前金沢市長山野之義氏(59)、前参院議員山田修路氏(67)を破り、保守系3人による異例の分裂選を制した。投票率は61.82%で、2018年の前回選を22.75ポイント上回った。
連続7期務めた谷本正憲知事は退任し、28年ぶりの新知事誕生となる。4月に山田氏の参院議員辞職に伴う参院石川選挙区補欠選挙を控えており、自民にとって分裂選の影響を払拭できるかどうかが課題となる。