即時撤兵や安保問題で協議

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共同通信
ロシア軍の砲撃を受けたビルで、住民らの救出活動をする救助隊員ら=14日、ウクライナ・キエフ(同国非常事態庁提供・ロイター=共同)

 【リビウ(ウクライナ西部)共同】ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は14日、ロシアとの高官レベルの停戦交渉がオンライン形式で始まったと明らかにした。交渉は和平や停戦、部隊の即時撤退、安全保障の問題が中心になるといい、進展の可能性も出てきた。ウクライナ高官によると、包囲攻撃が半月続く南東部マリウポリでは市民の死者が2500人に達した。ロイター通信が報じた。

 ロシアの停戦交渉団メンバーのスルツキー下院議員は13日、近日中の文書署名を期待しているとした。ウクライナに侵攻したロシア軍は14日、首都キエフや東部で攻撃を続けた。