ロシアの責任追及へ法的措置

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共同通信
ウクライナ東部のマレーシア航空機撃墜現場を歩く非常事態省関係者=2014年7月(ロイター=共同)

 【シドニー共同】オーストラリアとオランダの両政府は14日、ウクライナ上空で2014年にマレーシア航空機が撃墜され、乗客乗員298人が死亡した事件について、国際民間航空機関(ICAO)を通じてロシアの法的責任を問う手続きを始めたと明らかにした。同機は親ロ派勢力が支配するウクライナ東部上空で、ロシア陸軍から運び込まれた地対空ミサイルで撃墜されたとされる。

 声明で両政府は、ロシアが20年10月、撃墜への責任を巡る交渉から離脱し交渉再開も拒否しているとして「容認できない」と非難。ウクライナ侵攻にも触れ「ロシアの責任を問う努力を続けていく必要がある」と強調した。