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共同通信
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【ワシントン共同】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は14日にローマで中国外交トップの楊潔チ共産党政治局員と会談した際、ウクライナに侵攻したロシアに対する中国の支援について懸念を伝えた。その上で、侵攻に力を貸すような軍事支援や米国などの制裁を損なう行為をした場合は「重大な結果を招く」と警告した。米政府が明らかにした。
プライス国務省報道官は記者会見で、中国による対ロ支援の中身には触れず、米側が会談で「直接的かつ非常に明白に懸念を伝えた」と説明した。物資や経済・金融面で支援しているかどうか注視していると述べた。