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共同通信
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【ワシントン共同】米国務省のプライス報道官は14日の記者会見で、イラン核合意の修復に向けた協議が当事国ロシアの要求などで中断した問題について、イランの核開発を阻止するため「外交的な代替手段」を取る用意があると述べた。具体的には明らかにしなかったが、ロシアが要求を取り下げない場合はロシア抜きでの合意を目指す可能性もありそうだ。
ロシアはウクライナ侵攻後に科された欧米による制裁に関係なく、核合意修復後にイランと取引できる保証を土壇場で要求した。米国は拒否し、妥結が近いとみられていた協議は中断を余儀なくされた。