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共同通信
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【ニューヨーク共同】15日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比599.10ドル高の3万3544.34ドルで取引を終えた。原油先物相場の大幅下落を背景に、インフレが加速して景気が減速するとの懸念が和らぎ、買い注文が膨らんだ。
ニューヨーク原油先物相場で、指標の米国産標準油種(WTI)の4月渡しが前日比6.57ドル安の1バレル=96.44ドルと約2週間ぶりの安値で取引を終え、投資家心理が改善した。2月の米卸売物価指数の前月と比べた上昇率が市場予想ほど高くなかったことも材料視され、買いを誘った。