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共同通信
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【カイロ共同】サウジアラビアのエネルギー省は20日、西部の紅海沿いにある製油所などが19日深夜から20日未明にかけイエメンの親イラン武装組織フーシ派による無人機攻撃を受けたと発表した。国営通信が伝えた。生産量が一時的に低下したが、ロイター通信によると、国営石油サウジアラムコの幹部が「供給に影響はない」と述べた。
サウジは2015年にイエメン内戦に軍事介入し、フーシ派の拠点を空爆してきた。フーシ派は報復として無人機やミサイルでサウジ領内を攻撃。10日未明には首都リヤドの石油施設が攻撃を受け、小規模な火災が発生した。