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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は21日、声明を発表し、ウクライナ侵攻を巡る欧米の制裁を受けてロシアが米国の基幹インフラを標的にサイバー攻撃を仕掛ける可能性があるとして、運営する民間企業に警戒強化を求めた。ニューバーガー大統領副補佐官は「ロシアが仕掛ければ米国は対応する」と述べ、報復を警告した。
ニューバーガー氏は記者会見で米情報機関などの分析に基づく措置だと説明。標的の詳細は明かさなかった。先週、100以上の企業を集めて情報を共有し、対策を協議したという。
米国では昨年5月、石油パイプラインがロシアを拠点とする犯罪集団のサイバー攻撃を受けて停止した。