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共同通信
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萩生田光一経済産業相は22日の記者会見で、東京電力管内で電力需給が逼迫していることに関し、同日朝から節電効果が想定を下回って推移し、このままだと大規模停電が起きかねないとして、午後3時から8時までの間は「追加的に5%の節電が必要だ」と指摘した。
経産省や東電によると、午前中に節電できたのは約150万キロワットで、想定していた約300万キロワットに届いていない。
22日は供給力を高めるために揚水式水力発電所を稼働させているが、発電用の水量が正午時点で想定を下回った。水を使い切ると需給バランスが崩れ、東電管内で広範囲に停電が発生する可能性があるとしている。