Published by
共同通信
共同通信
東京電力ホールディングスは23日、前日に続き電力需給が逼迫しているとして、管内1都8県の企業や家庭に節電への協力を要請した。22日は大規模停電を回避したものの、経済産業省による電力需給逼迫警報は21日から発令されたままで、電力の供給体制は厳しい状況だ。
経産省や東電によると、23日も東電管内は低い気温が予想されることや、需給調整に使う揚水式水力発電に利用できる水が22日に比べ少ない見通しとなっていることから、需給は綱渡りの状態という。
東電は、暖房の設定温度を20度にすることや不要な照明を消すなど、引き続き生活に支障のない範囲での節電を呼び掛けている。