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共同通信
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【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は21日、5月に予定する次回の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を通常の2倍の0.5%引き上げる可能性に言及した。全米企業エコノミスト協会(NABE)の会合で、0.5%の大幅利上げを妨げるものがあるかどうかを問われて「(障害は)何もない」と答えた。
物価高騰の抑制に向けてより強い対応をにじませた形だ。一度に0.5%利上げすれば2000年5月以来。質疑に先立つ講演でも「1回または複数回の会合で、0.25%を超える利上げを伴う、より積極的な行動が適切と判断すればそうするだろう」と話した。