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共同通信
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【ブリュッセル共同】バイデン米大統領は23日、ロシアによるウクライナ侵攻後初の欧州訪問へ出発した。国際秩序が揺らぐ中、日欧各国の首脳と会談して結束を確認。さらなる対ロ制裁とウクライナ支援策を打ち出す。ウクライナの隣国ポーランドも訪れ、北大西洋条約機構(NATO)の最前線で同盟国防衛の決意を示す。
バイデン氏は23日、ロシアが化学兵器を使用する可能性について「現実の脅威だ」と述べた。ホワイトハウスで出発前、記者団に語った。
ロシア軍のウクライナ攻撃が続き、人道危機解決の道筋が見えない中で、バイデン氏にとって「最重要の外遊」(米メディア)となる。