Published by
共同通信
共同通信
ロシアの調査報道サイト「インサイダー」は23日、同サイトのオクサナ・バウリナ記者が、ウクライナ首都キエフの地区を取材中にロケット弾の攻撃を受け、死亡したと伝えた。ウクライナではジャーナリストの死亡が続いている。他に市民1人が死亡、同行していた2人が負傷したという。
バウリナさんはロシアの侵攻後、ウクライナに入った。ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏(服役中)が率いた「反汚職闘争基金」で活動した経歴を持つ。ロシア当局が同団体を「過激派」と認定したため、記者として汚職追及を続けようと国外に退去したという。
インサイダーはラトビアの首都リガに拠点を置く。