21年の米経常赤字、100兆円

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共同通信

 【ワシントン共同】米商務省が24日発表した2021年の経常収支の赤字額(季節調整済み)は、前年比33.4%増の8216億3400万ドル(約100兆円)だった。

 赤字額は06年の8166億4600万ドルを更新し、過去最大となった。新型コロナウイルス禍からの需要回復により輸入が増え、赤字額が拡大した。

 21年の経常赤字の国内総生産(GDP)に占める比率は3.6%となり、前年から0.7ポイント拡大した。

 モノの赤字が18.4%増の1兆913億8400万ドルと最高額になる一方、サービスの黒字や配当や利子などの第1次所得収支の黒字は減った。