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共同通信
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【ワシントン共同】米航空業界で新型コロナウイルス対策のマスク着用を巡る乗客のトラブルが急増し、トラブル全体の7割に上っていることが24日、分かった。米国ではマスク着用義務への反発が根強い。旅行業界からは着用義務の撤廃を求める声も出始めた。
米連邦航空局(FAA)によると、2020年後半からマスク関連の問題急増。21年のトラブル報告件数は5981件で、うちマスク関連は4290件に上った。今年は3月21日までで961件、うちマスク関連は66%の635件だった。
トラブルの詳細は不明だが、マスク着用を拒否して暴れる、乗務員に暴言を吐くといった例などとみられる。