米国政府、ロシアが「戦争犯罪」

Published by
共同通信

 【ワシントン共同】バイデン米政権は23日、ロシア軍が侵攻しているウクライナで戦争犯罪を行ったと判断したと発表した。ブリンケン国務長官は声明で「ロシア軍は集合住宅や学校、病院、ショッピングセンターなどを破壊し、何千人もの市民が死傷した」と、市民への無差別攻撃を指摘。「刑事訴追を含む、あらゆる手段で責任を追及する」と表明した。

 ブリンケン氏は声明で、ロシア軍の包囲攻撃が続く南東部マリウポリでは3月22日時点で2400人以上の市民殺害が報告されていると指摘。同市以外でも国連が2500人以上の市民の死傷者を確認したと強調した。