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共同通信
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国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防排水門を開けるよう命じた確定判決の無効化を国が求めた訴訟の差し戻し控訴審で、福岡高裁(岩木宰裁判長)は25日、国の請求を認め、確定判決が無効だとする判決を言い渡した。長期化する法廷闘争で、司法判断統一への流れが強まりそうだ。
諫早湾干拓は「開門」「非開門」の相反する司法判断が併存。最高裁は別訴訟で2019年6月、国が主張する非開門を支持している。
今回の請求異議訴訟は、開門を命じた10年の確定判決が無効だとして国が起こした。18年7月の福岡高裁判決が開門命令を無効化したが、最高裁が19年9月差し戻した。
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