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共同通信
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労働問題に取り組むNPO「POSSE」は25日、東京都内で記者会見を開き、人権侵害が後を絶たないとして技能実習制度の廃止を目指すプロジェクトを発足させると発表した。会見にはカンボジア人の元技能実習生らがオンラインで参加し「実習生は労働力を搾取されている。転職を認め、移民労働者として扱ってほしい」と語った。
元実習生は2016年に日本の食品工場で働いていた際、監理団体によって強制的に帰国させられたと主張。来日のため借金をしていたのに半年しか働くことができず、帰国後も返済に苦しんだという。
27日に都内で発足シンポジウムを開く。