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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は25日、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受けて緊急の公開会合を開いた。米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は演説で、弾道ミサイル発射を禁じるなどした既存の安保理制裁決議を「更新し強化する」新たな決議案を提出すると述べた。
同氏は「安保理が沈黙している間、北朝鮮は平然と挑発をエスカレートさせている」と指摘。「われわれは団結しなければいけない」として、一致した対応の必要性を訴えた。北朝鮮がミサイル発射を繰り返す中、安保理も会合を重ねてきたが、ほとんどが非公開だった。公開会合は2019年12月以来。