イスラエルで銃撃5人死亡

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共同通信

 【エルサレム共同】イスラエル中部テルアビブ近郊で29日、自動小銃を持った男が通りの車や通行人に向けて無差別に発砲し、イスラエル人5人が死亡した。イスラエル紙「エルサレム・ポスト」などが伝えた。男はアラブ系とみられ、現場で射殺された。

 イスラエルでは南部ベエルシェバで22日、北部ハデラで27日に刃物や銃を使った襲撃事件があり、計6人が死亡した。犯人はいずれもアラブ系で、相次ぐ襲撃事件に同国内で緊張が高まりそうだ。

 地元テレビによると、テルアビブ近郊で発砲した男は、ヨルダン川西岸ジェニン出身で20歳代のパレスチナ人の可能性がある。仲間の男が警察に拘束された。