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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は30日、ロシア海軍の情報収集艦1隻が対馬海峡付近を通過し、日本海から東シナ海へ入ったのを確認したと発表した。この収集艦は20日には、対馬付近を往復する航行をしていた。同省は、繰り返し同じ付近で活動する意図を分析するとともに、ロシア艦艇の動向を警戒している。
防衛省によると、収集艦は29日午後2時ごろ、長崎・対馬の東北東約60キロを航行。その後、南寄りに進み、対馬海峡の日本側の海域から東シナ海方向へ向かった。海上自衛隊の哨戒機や艦艇が監視に当たった。
対馬付近では24日以降、駆逐艦が日本海から東シナ海へ移動するのも確認されている。