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共同通信
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【イスラマバード共同】パキスタンのカーン首相の不信任案を巡り、野党連合が30日に記者会見し、カーン政権と連立を組む政党が不信任案への賛成を決め、「可決に必要な過半数を獲得した」と発表した。地元英字紙ドーンが報じた。造反により同案可決の公算が大きくなった。
野党連合は今月、同国でガソリンや日用品などの物価が大きく上昇する中、カーン氏が有効なインフレ対策を打ち出せていないとして、下院に不信任案を提出した。28日に審議が始まり、ドーンによると、採決は4月3日とみられている。