米が石油備蓄の追加放出を検討

Published by
共同通信
バイデン米大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米ブルームバーグ通信は30日、バイデン米政権が石油備蓄の追加放出を検討していると報じた。最大で1億8千万バレルに上る可能性があるという。供給量を増やし、石油の価格を抑える狙いがある。31日にも発表する。

 米国ではガソリン価格などの高騰で、景気への悪影響が懸念されている。バイデン政権はこれまで、価格高騰対策に取り組む考えを示していた。報道によると、各国との協調放出も模索している。

 ホワイトハウスはバイデン大統領が31日午後、ガソリン価格を引き下げるための措置について演説すると発表した。