米2月物価、6.4%上昇

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共同通信

 【ワシントン共同】米商務省が31日発表した2月の個人所得・消費統計によると、個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月より6.4%上がった。上昇率は6.9%だった1982年1月以来、40年1カ月ぶりの大きさ。

 米連邦準備制度理事会(FRB)は金融政策を判断する際にPCE物価を重視している。物価安定の目標とする2%を大幅に上回る状態が続いており、FRBは政策金利の引き上げでインフレの抑制を目指している。

 エネルギー価格は25.7%上がり、食品も8.0%上昇した。変動の激しい食品とエネルギーを除いたPCEコア物価指数は5.4%の上昇だった。