筑波大生不明で仏留学仲間が証言

Published by
共同通信

 【ブザンソン共同】フランス東部ブザンソンに留学していた筑波大生黒崎愛海さんが2016年に行方不明になった事件で、殺人罪に問われた元交際相手のチリ人、ニコラス・セペダ被告(31)の公判が31日、ブザンソンの裁判所で開かれた。日本人の元留学生3人の証人尋問がテレビ会議方式で行われ、いずれも黒崎さんから「元彼」とトラブルがあることを聞いたと東京から証言した。

 黒崎さんと共にフランス語を学んでいた3人は日本の法務省の手配で尋問に参加。

 茨城県の公務員の女性(26)は、黒崎さんが被告に自身のフェイスブックアカウントを乗っ取られたのではないかと話していたと証言した。