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共同通信
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成人年齢を引き下げる改正民法が施行された1日、高校生を含む多くの18、19歳が大人の仲間入りをした。親の同意がなくてもクレジットカードを作り、インターネット通販で商品を買ったり、有料のオンラインゲームをしたりすることができる。自分だけの判断で退学届を出すケースも想定され、早計な行動を懸念する声が上がっている。
新たに成人となった18、19歳は民法の「未成年者取り消し権」の対象外となり、契約締結後は限られたケースでなければ取り消すことができなくなる。悪徳商法の標的にされるだけでなく、商品やサービスの購入に多額のお金をつぎ込む恐れがある。