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共同通信
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【上海共同】中国上海市で1日、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけるため、日本人も多く住む市西部のロックダウン(都市封鎖)が始まった。封鎖は5日まで。外出を禁じ、全住民にPCR検査を実施。感染者の洗い出しを図る。
上海市西部の長寧区では1日、車道にフェンスを立てて車の通行を制限する動きが見られた。隔離生活に備え食料などを備蓄したという日系建築資材メーカーの現地法人社長(49)=東京都出身=は「決算関連の資料がオフィスにあり、封鎖が長引いて本社への報告が遅れることを心配している」と話した。