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共同通信
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【パリ共同】第1回投票を10日に控えるフランス大統領選で再選を狙うマクロン大統領は2日、パリ近郊のスポーツ施設で大型集会を開いた。世論調査の支持率で先行する中「何も決まっていない。総動員を。闘いの時は今だ」と呼びかけると、参加者約3万人(主催者発表)は大歓声で応じた。
3月初めまで正式の出馬表明を遅らせたマクロン氏の大型集会は、今回の選挙戦で初めて。ロシアのウクライナ侵攻への対応で3月の計画は中止を強いられた。第1回投票前はこれが最初で最後とされ、国内各地から集まった支持者らは、ここぞとばかりに「さらに(任期)5年」との掛け声で雰囲気を盛り上げた。