ニューヨーク市のサラダ専門店チョップトで8日、トルティーヤの中に死んだねずみが入っていた事件をめぐり、同社は徹底的な原因究明を行っている。
「ねずみ騒動」があった同社パイン通りの店舗では、市保健精神衛生局(DOH)に緊急調査を依頼し、翌日には営業を再開している。同社によると「調査では何の問題も特定されなかった」とし、DOH側も「特にネズミの発生に繋がるような問題は認められなかった」としている。
今回の騒動は、問題のトルティーヤを注文した客と一緒にいた同僚が、ねずみの死骸が入った料理の写真をツイートしたことにより明らかになった。写真にはトルティーヤからはみ出す濃い灰色のねずみの頭と前足がはっきりと写っており、「#RatWrap」というハッシュタグで無数にリツイートされた。
事件発生直後に同社は声明文を発表し、「経営者および従業員一同、言葉にならないほどショックを受けている」と謝罪した。さらに、事件のあったパイン通りの店舗を一時閉店し、徹底的に調査中と伝えた。
同店舗が最後に市衛生局の調査を受けたのは2013年9月で、その際の判定はAランクだった。