Published by
共同通信
共同通信
【上海共同】中国上海市が新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)継続を発表したことを受け、住民の間では5日、失望が広がった。「おむつや水が足りない」などの声も。市は解除時期を示しておらず、生活物資の確保などに不安が高まっている。市全体の1日当たりの新たな市中感染者は4日に1万3千人を超え、流行以来最多となった。
40代の中国人男性は「封鎖が続くのに食料も足りていない。不安と恐怖しかない」と話す。3月頭には数人だった感染者が爆発的に増えたのは「市の認識が甘かったせいだ」と怒りをぶちまけた。