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【7月31日付クレインズニューヨーク】ニューヨーク市でサイクリストが急増しているのを受けてビル・デブラシオ市長は7月28日、バイクレーンの設置を拡大すると発表した。
市交通局(DOT)によると、車道とバイクレーンを分ける分離帯が設置されている「保護バイクレーン」が10マイル(約16キロメートル)と、通常のバイクレーン50車線分が今年度から追加設置される。DOTのポリー・トロッテンバーグ局長は、「自転車人気が高まっていることもあり、サイクリストの安全を守るためにもバイクレーンは必要だ」と話している。
2006年には513マイル(約830キロメートル)しかなかったバイクレーンが現在では1133マイル(約1820キロメートル)と、10年で倍以上になっており、そのうち保護バイクレーンは425マイルに及んでいる。
自転車シェアサービス、シティバイクの利用者も増加しており、6月の1日平均利用者は約6万人と、昨年と比べて19%増えている。一方で、今年初めには36歳の男性がシティバイク利用中に交通事故で死亡するなど、安全面の懸念もある。市民からは、「全ての人が安全に自転車を利用できるよう設備を整えるべきだ」との声が高まっている。
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