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共同通信
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【ワシントン共同】米国防総省高官は6日、記者団に、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャでのロシア軍攻撃による民間人被害を巡り、殺害された市民らは後ろ手に縛られ頭部を撃たれているとして「前もって計画され故意に行われたとみられる」と批判した。米CNNテレビによると、米情報機関は実行部隊の特定を「最優先課題」に位置付けた。
高官は、ロシア軍がキーウ周辺と北部チェルニヒウ周辺から完全に撤退したと指摘し、キーウ州全域を奪還したとするウクライナ当局の説明を裏付けた。ロシア軍が投入した大隊戦術群約130のうち、約40がロシアやベラルーシに移動したという。