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共同通信
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日本大の理事長を兼ねる加藤直人学長(71)は7日、田中英寿前理事長(75)=所得税法違反罪で有罪判決=の脱税事件など一連の不祥事の再発防止策として、次期理事長を学外から選出し、学長や他の理事も一新して7月1日に新体制を発足させるとした組織改革に関する報告書を文部科学省に提出した。
理事長と学長の任期を2期8年までに制限し、理事会や評議員会の構成は3分の1以上を外部人材にすると明記。評議員会に理事長や理事を解任する権限を持たせることも盛り込んだ。
報告書は、外部有識者で構成する「再生会議」の提言を基に作成した。