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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連総会(193カ国)は7日、ロシアによるウクライナ侵攻を巡る緊急特別会合を再開する。国連人権理事会におけるロシアのメンバー資格を停止する決議案を採決。民間人殺害が次々と明らかになる中、決議案は多数の賛成により採択され、人権理からのロシア追放が決まる公算が大きい。欧米は国際社会でのロシアの孤立を際立たせ、圧力を強めたい考えだ。
決議案はロシアによる組織的な人権侵害や国際人道法違反が報告されていることに「重大な懸念」を表明。採択されれば安保理常任理事国の人権理メンバー資格停止は初めてとなる。
人権理は総会で選ばれる47カ国で構成される。