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共同通信
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【リビウ(ウクライナ西部)共同】ウクライナ東部ドネツク州クラマトルスクの駅で避難民ら50人超が死亡した攻撃について、米国防総省高官は8日、ロシア軍が行ったと断定した。多くの金属片を飛び散らせて無差別に殺傷する弾頭を搭載した短距離弾道ミサイルが使われた可能性が高い。同高官は駅が交通の要衝にあるとして、ウクライナ軍補給路を遮断し、部隊増強を妨害する狙いがあるとの見方を示した。
弾頭は市民と軍人を区別せず殺傷する兵器として、非人道性が問題視されているクラスター弾とみられる。
少なくとも子ども5人を含む52人が死亡し、109人が負傷。犠牲者は増える恐れがある。