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共同通信
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広島市の原爆ドーム前で10日、ロシアのウクライナ侵攻に抗議する市民らが集会を開き、ロシア軍の撤退や核兵器使用の禁止を訴えた。集会を呼びかけた市民団体「核政策を知りたい広島若者有権者の会」(カクワカ広島)によると、約750人が集まった。
参加者は「ヒロシマ・ナガサキをくりかえすな」などと書かれた、ウクライナ国旗を表す青と黄のプラカードを掲げた。
母親がウクライナ出身でロシアにもルーツがあるという広島市の高校2年平石幸一さん(16)は「親戚同士が争っているのを見るようで胸が痛い」と停戦を求め、広島から声を上げることの重要性を強調した。